私のインテリアのテーマカラーは、現在、ベースカラーがベージュ、アクセントカラーが深紅である。


ベースとなる色は、ずいぶん、変遷した。

モノトーンに凝っていた時もあるし、ワインカラーやピンクを主体としていた時もある。


でも、今は、くつろぎの空間というものを強く求めている。

PC主体の仕事をしているので、目が疲れているのかもしれない。勿論、精神的にも疲れている。

そんな時は、心和む色を目にしたいと強く思う。


薄いグリーンが安らぎを与える色らしいが、好みではない。好みでない色に囲まれても安らげない。

その点、ベージュというか、生成り色に近いが、この色は、本当に安らげるのである。そして、私の好きな絵が映える。

これが白だと、病室的で、寂しいのである。

生成りだから、落ち着ける。


だが、一色では、単調すぎる。

そこで、私は、小物に、アクセントカラーを用いることにしている。

ベージュは、どんな色とも相性がいい。

真っ白からのグラデーションも綺麗だったし、ブルーとの相性も良かった。

現在は、深紅である。

クッションや、ランチョンマットなどに、この色を使用している。

あくまでも、アクセントカラーなので、多用はしない。インテリアの2,3点に、違った色を入れるだけで、まるで、別の部屋のように見える。

アクセントカラーを違う色にするだけで、簡単に模様替えができる。


ベージュも深紅も、好きな色だからと言う理由以外、深いエピソードがあるわけではないのだが、思い起こすのは、小さい頃住んでいた家のピアノのカバーが深紅のベルベットだったことである。

懐かしい色である。


今、私のインテリアは、安らぎと懐かしさで彩られている。