照明を選ぶのは、素人にとって、なかなか難しい。

まず、部屋の広さとW数の関係がわかりづらい。

買っては見たものの、部屋が暗すぎた、というのは、十分に起こりうる話である。

そして、白熱球と蛍光灯の色の違い。

白熱球は、オレンジがかった温かい光で、物の色をそのまま見せる。影ができる。

これに対し、蛍光灯は、青白い光が基本で、物をフラットに見せる。

最近は、蛍光灯の中にも、白熱球の色を出すものが出てきていて、話をややこしくしている。


私が、リビングに使うなら、断然、白熱球を選ぶ。落ち着いた温かい光の色が、くつろぎの空間に似合っている。

白熱球と部屋の畳数の関係は、40W×畳数だそうである。

複数の光源を使って、光の重なりを楽しみたい。

シャンデリア、シーリング、ペンダントなど、主照明の形はいろいろあるが、私が好きなのは、ペンダント型の照明である。

シャンデリアでは、あまりに派手派手しいし、シーリングタイプは無機的で好きになれない。


理想のペンダント照明は、こんな形である。

ペンダント式ライト

アーム部が、一本、一本、自在な方向に曲がる。遊び心がたっぷりな照明になるであろう。


だが、これだけぽつんとぶら下げておくのでは、リビングの灯りとしては寂しい。

壁に数多くの額をかけている。綺麗に見せる方法はないか?

床には、絵も置いてある。インテリアとして強調したい。

たまには、リビングで本を読む。スタンド代わりの明かりが欲しい。

観葉植物を美しく見せる照明はないか?

そんなことを考えながら、見つけたのが、この照明である。


気分転換しませんか?

気分次第で、壁にもかけられる。床にも置ける。テーブルにも置ける。

さまざまな角度から、リビングを照らすことができる。

光のインテリアのごとく、模様替えが、簡単にできるのである。


リビングの光は、インテリアだと思う。様々な方向から、部屋を照らすことで、陰影を楽しむ。

そんな照明が理想である。


以上




*興味をもたれた方のために、写真には、リンクが張ってあります。